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QOLの評価尺度について
昨今、医療現場や論文において、QOL(Quality Of Life)の評価を目にする機会が増えています。 医療現場でよく用いられる健康関連QOLの評価ツールは、包括的尺度と疾患特異的尺度のそれぞれで多数存在しますが、包 […]
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在宅という環境の理解の重要性
皆さまは在宅という言葉と環境という言葉を聞いた時にどのようなことをイメージしますか。 恐らく多くの方は家屋評価ということを思い浮かべるのではないでしょうか。 今回から説明する環境というものは『在宅』そのものの環境を示しま […]
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血圧数値から考える入浴の中止基準について
理学療法士・作業療法士の方が、入浴動作にアプローチを行うことは多くあるかと思います。 入浴動作は、『移動(脱衣所・浴室まで、脱衣所・浴室内)』『衣服の着脱』『洗髪・洗身』『浴槽の出入り』『身体を拭く・乾かす』と工程数が多 […]
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リハビリテーションにおける工程分析について
日々の臨床において様々な評価が行われる中で、、対象者の方が困難としているADL・IADLの『工程分析』も実施されていると思います。 『工程分析』とは、対象となる生活行為の“どの段階で問題が生じているか”を特定する際に役立 […]
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対象者が主体的に取り組むことで目標達成に繋がる
皆さまはこれまでの臨床現場において、対象者の方から「あなたに身体を診てもらえるから良くなる」「あなたがいないと良くならない」ということを言われたことがあるでしょうか。 これらの言葉は一見とても良い言葉に聞こえると思います […]
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内反小趾と回外足について
高齢者で多くみられる下肢運動器疾患で、変形性膝関節症がこのアプローチにおいては、荷重時のダイナミックアラインメントをいかにコントロールするかが重要です。 その際は膝のみならず、足関節や足部への介入が有効なのです。 そして […]
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リハビリテーションの場面における合意形成:「擦り合わせ」について
『会話コミュニケーションによる相互信頼感形成の共関心モデル:片桐 恭弘・石崎 雅人・伝 康晴・高梨 克也・榎本 美香・岡田 将吾, Cognitive Studies, 22(1), 97-109. (March 201 […]
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ただ機嫌を取ることは対象者や接する方と真剣に向き合っていない
セラピストと対象者は在宅において基本的に契約関係にあり、セラピストはサービス提供者、対象者はサービスの利用者となります。 この関係性は契約期間の短い、長いに関係なく継続されます。 また、人間関係が構築されたのちにもこの関 […]
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肩甲骨機能と肩関節亜脱臼について
脳血管障害片麻痺患者さまの上肢機能においては、麻痺側の肩関節の亜脱臼が問題となるケースが多く見受けられ、肩関節周囲筋の筋緊張低下として、三角筋や棘上筋を主とした回旋筋腱板の機能低下が生じている場合があります。 肩関節の亜 […]