在宅支援の専門家 OT浅田健吾の臨床家ノート
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人の褒め方ついて
臨床場面では対象者の方を、職場では同僚や部下・後輩を、意識的に「褒める」ことがあるかと思います。 仕事の場面以外であれば子育てや男女関係においても、「褒める」「称賛する」ことは大切さが示されることは多くあります。 実際 […]
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要支援者に対する支援での注目点について
介護保険サービスを利用している方は、要支援1・2ならびに要介護1の方が特に多いと言われています。 要支援者に対しても、必要に応じて在宅でのリハビリテーション実施は認められていますが、先の報酬改定からは一定の期間を超えて介 […]
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QOLの評価尺度について
昨今、医療現場や論文において、QOL(Quality Of Life)の評価を目にする機会が増えています。 医療現場でよく用いられる健康関連QOLの評価ツールは、包括的尺度と疾患特異的尺度のそれぞれで多数存在しますが、包 […]
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血圧数値から考える入浴の中止基準について
理学療法士・作業療法士の方が、入浴動作にアプローチを行うことは多くあるかと思います。 入浴動作は、『移動(脱衣所・浴室まで、脱衣所・浴室内)』『衣服の着脱』『洗髪・洗身』『浴槽の出入り』『身体を拭く・乾かす』と工程数が多 […]
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リハビリテーションにおける工程分析について
日々の臨床において様々な評価が行われる中で、、対象者の方が困難としているADL・IADLの『工程分析』も実施されていると思います。 『工程分析』とは、対象となる生活行為の“どの段階で問題が生じているか”を特定する際に役立 […]
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リハビリテーションの場面における合意形成:「擦り合わせ」について
『会話コミュニケーションによる相互信頼感形成の共関心モデル:片桐 恭弘・石崎 雅人・伝 康晴・高梨 克也・榎本 美香・岡田 将吾, Cognitive Studies, 22(1), 97-109. (March 201 […]
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合意形成について
皆さんは、『合意形成』という言葉をご存知でしょうか? 『合意形成』とは、ステークホルダー間で議論などを行い相互の意見の一致を図る意思決定の過程を意味し、昨今はリハビリテーションの場面においても重要視されています。 対象者 […]
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内科的疾患等による認知機能低下について
認知機能の低下は、様々な内科的疾患によっても引き起こされる可能性があると示されています。 栄養バランスの偏りや長期間のアルコールの過量摂取、胃がん手術後に多く見られる『ビタミンB1欠乏症』では、意識障害・眼球運動障害・運 […]
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各認知症における症状の特徴 -血管性認知症-
血管性認知症は脳血管障害を原因とした認知症で、すべての認知症の中では2番目もしくは3番目に多いタイプとされています。 障害される脳領域によって症状が多岐に渡るとともに、Alzheimer型認知症(以下、AD)・Lewy小 […]