足の専門家 PT山口剛司の臨床家ノート
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PT山口剛司の臨床家ノート その19 背屈方向への制限因子について
足関節の背屈可動域の拡大の際には、運動の方向、関節運動軸を意識して行う必要があります。 これは、足関節に関わらず、全身の関節に対しても運動の軸を意識することが大切です。 では、足関節では距骨の運動方向を意識して、図のよう […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その19 足関節の可動域制限に対するアプローチ
足関節は、一軸性の関節ではありますが、他の足の関節の影響を強く受けることで、正常な方向に動かないことをしばしば経験します。 足関節が底背屈中間位の状態では、基本的には、距骨か脛骨と腓骨で作られている天蓋といわれる穴にはま […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その18 偏平足と足部内在筋
扁平足に対するアプローチは、回外運動が有効的です。 これには、前脛骨筋・後脛骨筋・母趾屈筋ならびに足趾屈筋になどがあります。 後者の母趾屈筋や足趾屈筋は内在筋と呼ばれ、細かな筋肉ですが、荷重時の足部土台作りに大きく貢献し […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その17 扁平足へのアプローチ
今回は、扁平足に対するアプローチについて、ご紹介したいと思います。 考え方としては、下がっているアーチを単純に挙げる・・・ということではありません。 扁平足は、足部の骨形状が破綻をきたした状態であり、通常では床から離れて […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その16 扁平足と小趾側荷重機能について
一般的に扁平足は、悪いというマイナスのイメージがありますし、こんな私自身も実は扁平足です(笑) しかし扁平足は、悪いわけではありません。 足のセミナーの中で、この話はよくさせていただいておりますが、扁平足は内側縦アーチが […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その15 パッドを使った足へのアプローチ
さて、前回からの続きで、パッドを使ったアプローチを紹介いたします。 前回に述べましたが、補装具などのアプローチがうまくいけば、即時効果が期待できます。つまり完全には自分の能力ではないが、力を発揮するきっかけを作るというこ […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その15 小趾側荷重の捉え方 症例を通じて解説
前回の続きから、小趾側荷重の捉えたかたを、症例を通じてご説明します。 最近担当した患者で、内反小趾と筋委縮性のハイアーチにより、胼胝をきたしているケースがありました。 主訴が足の裏が痛くて歩けないとのこと・・・疼痛部位は […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その15 小趾側荷重の機能
小趾側荷重の機能は、非常に重要視しており、意外にも一般の方よりもむしろアスリートの方が、小趾側荷重機能の一時的な低下をきたしている場合が多い印象です。 小趾側荷重の機能は、身体機能に関係なく、足に求められる機能は、皆同じ […]
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PT山口剛司の臨床家ノート その14 足部の荷重を評価する
これまで、足部評価に必要な動作分析のポイントとして、4つの動作のみかたを中心に足をどう捉えるかを述べてきました。 次に足を実際触って、どんな足なのかをたしかめていく作業を説明していきます。 つまり足の運動機能と、4つの動 […]