足の専門家 PT山口剛司の臨床家ノート
-
内反小趾と回外足について
高齢者で多くみられる下肢運動器疾患で、変形性膝関節症がこのアプローチにおいては、荷重時のダイナミックアラインメントをいかにコントロールするかが重要です。 その際は膝のみならず、足関節や足部への介入が有効なのです。 そして […]
-
足部の患側?健側?についての再考
臨床において足部または膝など下肢全体へのアプローチの一環として、インソールでの対応があります。 これは、足部からの運動連鎖を用いたアプローチですが、動作学的には片側でのアライメントコントロールのみでなく、反対側つまり目的 […]
-
PT山口剛司の臨床家ノート27 足底胼胝について
足底の胼胝とは、一般的には、魚の目などという表現で知られており、足の悩みの一つとして多くの方に見られる状態です。 これは、単純に足の裏の皮膚が部分的に硬くなった状態を示しており、時には痛みを生じる場合があります。 これは […]
-
PT山口剛司の臨床家ノート26 偏平足とテーピング
既に扁平足=悪い足ではないということは、何度お伝えしてきており、私はどのセミナーにおいても扁平足を肯定するような話をしてきました。 扁平足がすべて悪いという考え方は、本当に間違った評価をしているように思います。 間違った […]
-
PT山口剛司の臨床家ノート25 ハイアーチとテーピング
ハイアーチに対するテーピングについて説明します。 ハイアーチの状態といっても様々ではありますが、基本的には内側縦アーチがしっかりとした形で形成され、これのみでなく横アーチ、外側縦アーチも高い状態であり、足の運動方向が外側 […]
-
PT山口剛司の臨床家ノート㉔ ハイアーチと後脛骨筋
今回は、ハイアーチと後脛骨筋について考えていきたいと思います。 後脛骨筋は、足部の内側に位置しており、舟状骨や楔状骨、立方骨や中足骨にも付着しており、足部回外、足関節底屈運動の作用を持つ筋肉です。 またアーチ形成でいうと […]
-
PT山口剛司の臨床家ノート㉓ ハイアーチへのアプローチ
ハイアーチの特徴としては、簡単に言うと堅い足なのです。 通常は荷重によって足の形が変わる、つまり各アーチは床に近づくように降下する仕組みになっていますが、ハイアーチの場合は、この変化程度が大変少なく、中には荷重によっても […]
-
PT山口剛司の臨床家ノート その21 背屈方向への可動域拡大のための徒手操作②
今回は、外側組織への徒手操作について説明します。 外側には、図のように腓骨筋が走行しています。 腓骨筋は短腓骨筋と長腓骨筋があり、どちらも重なり合うようにしていますが、短腓骨筋の方が腓骨側に近く平べったくなっており、その […]
-
PT山口剛司の臨床家ノート その20 背屈方向への可動域改善のための徒手操作
背屈方向への徒手的圧迫の方向について、説明をします。 背屈方向への可動性制限の因子としては、反対作用を持つ、底屈筋群による制限が挙げられます。その中でも底屈作用の補助動筋である筋群による制限が、とりわけ重要です。 これら […]