PT山口剛司の臨床家ノート その18 偏平足と足部内在筋
扁平足に対するアプローチは、
これには、前脛骨筋・後脛骨筋・
後者の母趾屈筋や足趾屈筋は内在筋と呼ばれ、細かな筋肉ですが、
そして、背側底側の骨間筋とよばれる筋肉があり、これはMTP関
MTP関節の単独での屈曲関節運動
この筋肉は、足部全体の回外作用を補助します。
これらのことから考慮すると、
意味がないわけではないのですが、
このエクササイズに関わらず、
なんの目的で、どの機能を高めて、
この足の運動規定においても、
また、高齢者などの運動習慣化ができない方、
①正しいアキレス腱ストレッチング
②オーダーメイドインソールの使用
の2つで、あとは『何々しながら、エクササイズ』的な発想で、
①は足部機能にとってたいへん重要な距腿関節背屈運動の角度と方
②は、
余計なセルフエクササイズをさせるよりもずっと効率が良く、
執筆者
山口剛司 PT, mysole®Grand Meister
Altruist 代表
理学療法士
フットケアコンサルタント
足部・足関節の関節可動域、筋力、アライメントなどの関節機能や歩行などの動作分析を行い、個人に適したインソールを作成するという足部・足関節のスペシャリストである。