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人間関係と自立と自律の関係性

≪下記に該当する方は参考にしてください≫

〇これから在宅リハビリテーションに関わる方

〇在宅現場で関節可動域や筋力トレーニング、歩行練習のみを行っている方

〇治療プログラムの実施において反復練習のみを行っている方

 

評価の前段階に大切なことと聞くと多くの方が評価に対する知識や技術の習得ということを思い浮かべると思います。

もちろん知識や技術の習得は大切ですが、心身機能と構造・活動・参加において自立と自律を促したいのであれば、介入前からセラピストと対象者の人間関係をどのように構築していくのかということをセラピストが明確に意識しておかないと介入期間は長いが一向に目標は達成されないということになります。

対象者の自立と自律を促すにあたり人間関係を構築して上で押さえておくべきポイントを下記に4つ上げます。

在宅の現場では長期間介入しているにも関わらず、一向に目標達成が成されないということがこれまで多く存在していたと思います。

しかし、近年の介護報酬改定から考えると国としてはセラピストに対し、本来、自立と自律が出来る対象者においても自立と自律を促さず、ただ介入していていただけではないかという見解を持っているのではないでしょうか。

近年の報酬改定の方向性を確認していただき、本来のセラピストの役割である対象者の自立と自律を目指すにはどのように取り組んでいくべきなのかと改めて考えていく良い機会ではないでしょうか。

投稿者
小池隆二先生


理学療法士
湖東地域医療介護連携ワーキング部会員
能登川地区医療福祉ネットワーク 企画・運営
株式会社OneMoreShip 代表取締役