2023年11月6日(月)地域リハビリに求められるコミュニティデザイン(地域づくり)と介護予防(14日間の見逃し配信付き)
- 開催日
- 2023年11月6日(月) 開始:20:00 | 終了:22:00 | 開場:19:45
- 対象者
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・鍼灸師・柔道整復師
- 開催地
- オンライン
セミナー内容
2000年の介護保険の導入以降,要介護認定者数は右肩上がりに増加し、2035年頃までその傾向が続く見込みとなっています。
そうした状況の中で平均寿命と健康寿命の差(要介護期間)を短縮し、自立した期間を延伸することは,高齢者の生活の質(Quality of Life: QOL)の向上や,社会保障費の抑制な観点からみると極めて重要な課題となります。
我々リハビリテーション職種は近年まで要介護や要支援者(サービス事業対象者含む)に対するアプローチは広く実施してきましたが、リスクを有さない高齢者も含めた地域での介護予防への関りは限定的でありました。
しかしながら、介護予防(要介護化の予防)のニーズの向上に伴い、近年は地域リハビリテーション活動支援事業や保健事業と介護予防の一体的実施の事業等を通してリハビリテーション職種が地域で活動する機会が増えています。
地域での介護予防に関わる上では、リハビリテーション職種に求められている役割を正しく把握し,自身の関わりで個人や地域にどのような好影響を与えることが出来るかを常に考えることが求められます。
また、事業形態に合わせて対象者の状態を適切に評価するとともに,対象者の状態に応じて他の専門職との連携や他部門への接続を積極的に検討する力も求められます。
実践の例として、介護予防の事業の一つには通いの場があります。
介護予防において地域の通いの場という場は互助に位置づけられていますが、我々のような医療専門職が主導することなく,住民の主体性を支援する関わりを心掛ける必要があります。
住民の主体性を支援する関わりを心掛けるために必要となる知識として”コミュニティデザイン”というものがあります。
なかなか臨床の中では馴染みのない言葉かもしれないですが我々リハビリテーション職種が持っている知識・経験をより地域に普及していくには極めて重要な知識であると考えています。
今回のセミナーでは、これらの近年の社会的変化を受けて、療法士が把握しておくべき介護予防の基礎的な知識と実践するために必要な準備、また、個人の支援から地域の支援に目を向けた地域づくり、コミュニティデザインについて実践的な取り組みを紹介しながら紹介したいと思います。
内容
1)リハビリテーション職種による介護予防への関わりと制度
2)地域での介護予防活動における評価
3)地域での介護予防活動における多職種連携の必要性
4)リハビリテーション職種に求められる”地域づくり・まちづくり”と”コミュニティデザイン”
【14日間の見逃し配信について】
※当日、受講できない方および受講された方の復習動画として後日視聴できる見逃し配信を行います。
※セミナー開催の翌日にお申込みをいただいたメールアドレスに見逃し配信のURLを送付いたします。
※セミナー開催の翌日から14日間視聴可能となっています。
講師
在宅リハビリテーション・ケアスクール登録講師
堀田一希先生
株式会社ハラケアシステム たでいけ至福の園
理学療法士
「介護施設をアミューズメントパークにする」というビジョンを掲げている介護施設にて、日々、効果あるリハビリテーションをいかに楽しく、利用者が能動的に行っていただけるかを考えながら臨床を行っている。
セミナー概要
- 開催日
- 2023年11月6日(月) 開始:20:00 | 終了:22:00 | 開場:19:45
- 定員
- 30名限定(申込先着順で定員になり次第締め切らせていただきます)
- 対象者
- 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・鍼灸師・柔道整復師
- 費用
- 2,200円(クレジットカード決済のみ)
2023年10月1日よりインボイス制度が開始されますので当社のインボイス番号等を記載した参加費の請求書と領収書に関するメールを送信いたします - 主催
- 在宅リハビリテーション&ケアスクール
- 開催地
- オンライン
「ZOOM」アプリをセミナー当日までに、当日使用するパソコン(カメラ・マイク付き)、タブレット、スマホにダウンロードすることが望ましいです
参加費の入金後が確認できましたらセミナー用URLを送付します
ZOOM入室時にはご自身のフルネームを入力してください
資料の譲渡・録音・録画は禁止です
資料は研修会前日にお申込みを頂きましたメールアドレスにダウンロード先URLを送付いたします
回線状況により音声や動画の不具合の可能性がありますが、ご了承下さい