在宅支援の専門家 OT浅田健吾の臨床家ノート
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 多職種連携について
地域包括ケアシステムが進められ始めたころから特に、『多職種連携』というキーワードを耳にする機会が増えた印象を受けています。 個人的には改めて強調されているこの『連携』という言葉が特別扱いされて独り歩きしているような事自体 […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 食事の摂取量増加をどのように図るか
高齢者で、食事の摂取量がなかなか増えずにお困りの方は少なくないと思います。 私も臨床場面で多く目にし、その対応に苦慮することがあります。 今回は、摂取量増加を目指す上で私の実践経験を少しご紹介させて頂きます。 ケースは […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート サービス担当者会議について
在宅分野で活動されている方々は、サービス担当者会議に参加されているでしょうか? 事業所によっては、基本的に管理者の方が出席されて担当療法士は滅多に参加しないという場合もあるようです。 そのような事もあってか、ケアマネージ […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について その6
日常生活における“更衣”は、清潔や身体保護、自己表現以外に、生活リズムの構築や社会参加促進の要素にもなり得ると言われます。 1つ1つの生活行為は連続して成り立っており、様々な側面へその影響が波及すると考えられるので、更衣 […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について その5
感覚入力を用いた治療を実践する場合もあるかと思いますが、 どの部位に、 どの方向へ、 どのような感覚情報を、 どのようにして 入力するかを緻密に練る必要があります。 またそれに加え、 対象者に対してセラピストが、どの […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について その4
訪問リハや訪看リハで在宅にて、いつ訪問しても寝衣・部屋着のまま、もしくはいつも同じ衣服を着用している対象者と関わる事があります。 多くの場合、そういった方は自宅に引きこもった状態であったり、ほとんどの時間を寝室・ベッド周 […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について その3
高齢者や脳卒中片麻痺を呈しておられる方々の多くは、異常姿勢によって体幹の可動域制限が生じており、上衣更衣動作を阻害します。 特に目にすることが多い胸椎の過剰後湾や腰椎の平坦化(前弯↓)で考えた場合、頚部・体幹・肩甲帯のア […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について その2
上衣更衣では、袖や襟口から身体各部位を出したり抜いたりするような頭頚部・上肢の操作を行う際、体幹(脊柱)が非常に緻密に末梢測と協調した運動を行います。 例えば長い袖に上肢を通す際は遠方に上肢をリーチする必要があるため、脊 […]
-
OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について
身障回復期や老健、訪問系の療法士が比較的対応する事が多いかもしれない『更衣動作』について、しばらく触れてみようと思います。 何故かはよくわかりませんが、『更衣動作』について療法士は、動作の手順・方法や衣服の構造・種類に […]