在宅支援の専門家 OT浅田健吾の臨床家ノート
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OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について その3
高齢者や脳卒中片麻痺を呈しておられる方々の多くは、異常姿勢によって体幹の可動域制限が生じており、上衣更衣動作を阻害します。 特に目にすることが多い胸椎の過剰後湾や腰椎の平坦化(前弯↓)で考えた場合、頚部・体幹・肩甲帯のア […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について その2
上衣更衣では、袖や襟口から身体各部位を出したり抜いたりするような頭頚部・上肢の操作を行う際、体幹(脊柱)が非常に緻密に末梢測と協調した運動を行います。 例えば長い袖に上肢を通す際は遠方に上肢をリーチする必要があるため、脊 […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート 更衣動作について
身障回復期や老健、訪問系の療法士が比較的対応する事が多いかもしれない『更衣動作』について、しばらく触れてみようと思います。 何故かはよくわかりませんが、『更衣動作』について療法士は、動作の手順・方法や衣服の構造・種類に […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート 自助具の作成や導入にあたって配慮すべき点
作業療法士が特に多いとは思いますが、最近では理学療法士や言語聴覚士の方も自助具を作成する機会は増えているように思います。 難病をお持ちの方が特に使用するコミュニケーション関連のIT機器が増え、機械系の知識が求められる事も […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート 自己紹介はしていますか?
患者や利用者に初めて関わる時、一番最初に必ず行なう事が“自己紹介“ですよね。 自分の『氏名』と『職種名』は説明していると思います。 理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が『何をする職種なのか』なのかを、患者・利用者は理解 […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート 福祉用具・自助具において療法士が果たすべき役割
作業療法士として私個人が“福祉用具選定”や“自助具提供”で気を付けている事に触れてみたいと思います。 まず前提として押さえておくべき事です。 ■ 既成製品の種類が豊富になり、品質も向上している。 ■ TVや書籍で、健康 […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート “食事”という活動・行為について⑥
Mini Nutritional Assessment(簡易栄養状態評価表)という“65歳以上”の高齢者の栄養状態を簡易的に評価できる質問用紙があります。 6項目の質問があり、その合計点数で「栄養状態良好」「低栄養の恐れ […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート “食事”という活動・行為について⑤
今回は『水分摂取量のチェック』です。 一般的な高齢者であれば、体重1kgに対する必要水分量は30~40mlとされています(諸説あります)。 なので、体重50kgの方であれば1日1.5~2.0リットルの水分が必要ということ […]
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OT浅田健吾の臨床家ノート “食事”という活動・行為について④
私は在宅で日々臨床を行っています。 病院と違い、血液データが小まめに確認できなかったり、食事摂取量を細かく記録しているケースは非常に少ないので、他の方法で栄養状態を確認しなければなりません。 管理栄養士の方に、我々療法 […]